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客室乗務員が出会った【素敵な大人ベスト3】

はやね
皆さんこんにちは、客室乗務員のはやねです。
今回はいつもとは少し視点を変えた記事を書いてみました!(情景を描写するのって難しい...)

接客業をしていると、本当にいろいろな方が存在するなぁと感じます。
中にはイラっとすることももちろんありますが(笑)、6年間客室乗務員としてサービス業に従事してきて「なんて素敵な方なんだ!!」と感銘を受けるお客様も一定数いらっしゃいました。今日はその中の、小さな言動ひとつでありながら心を暖かくしてくださった方を紹介していきます。

 

ケース1:タービュランスで

飛行機は空を飛ぶ時、風向きや気圧の変化、定時性などを考慮しながら高度を決定します。
基本的にはスムーズに空を飛んでいる事がほとんどですが、突然歩けないほど強く揺れることもあります。

その「タービュランス」と呼ばれる強い揺れが起こった際の出来事です。

私はサービス用のトレーにリクエストを受けていたお水を2杯のせてキャビンの通路を歩いていました。
何の情報もなく、コトコトと揺れてきたのでお水を早くお渡しして戻ろうと思っていました。

途中でガタッと大きく揺れた時

私はバランスを崩して通路に出ていたお客様の足を踏んでしまいました。
またそれに驚いてカップの水を溢しお客様にかけてしまいました。

私「あっ」

申し訳ありません!お怪我などはないですか?お召し物は...?と続けようとした時です。

A「大丈夫ですか?お怪我はないですか?」

当該のお客様がこう聞いてくれました。
お店で突然足を踏まれ、かつ、水までかけられたら自分に怪我がなかったとしても嫌な顔をしてしまいそうですよね。

にも関わらず、咄嗟に私を心配した言葉をかけてくださったこのお客様はなんて素敵な方なんだろうと感銘を受けました。

幸いお客様にも私自身にも怪我はなくその後も通常通りのフライトをして終える事が出来ましたが、
お客様は終始優しく「本当に気にしなくて大丈夫です、怪我がなくてよかったですね」と声をかけてくださいました。

 

ケース2:ネームコール

ビジネスクラスやファーストクラス等の上位クラスでは、お客様がご搭乗されたタイミングで搭乗御礼を伝えにご挨拶に伺います。

いつものようにお客様にご挨拶にいった時のことでした。
羽田発ニューヨーク行きの便で、満席便。満席ともなると搭乗中は忙しく、少しピリピリしてしまうタイミングの1つです。
それでも忘れられないほど印象的だったその方は、ビジネスクラスのお席に座られた50代後半くらいのビジネスマン。

私「ご搭乗ありがとうございます。私は本日担当致します○○と申します。本日はどうぞごゆっくりお過ごしください。」

A「今日はお世話になります。○○と申します。よろしくお願いします。」

普段、挨拶に行って返ってくるお返事は
「はい、よろしくお願いします。」くらいです。

その方は座っていらっしゃったところをわざわざ立って挨拶してくださいました。とても優しい目線で穏やかな口調で。
自身の名前を伝えた後、お客様からもお名前を伝えていただくことは珍しいことなので、より印象に残ったのを覚えています。

ニューヨークへのご出張でお客様も緊張感のあるタイミングだったと察しますが、どんな状況下であれ客室乗務員の私たちにも丁寧に接してくださる男性のお客様に学ばせていただく事がたくさんありました。

 

ケース3:搭乗中

このケースでは、特定のお客様というわけではないのですが紹介させていただきます。

飛行機は、空を安全に飛ぶために様々な規定が事細かく定められており機内に持ち込んだ手荷物は上にある物入れに収納していただかなければいけません。
頭上の物入れに、重いスーツケースを収納するのは女性にとってはとてもハードでありお客様によっては私たち客室乗務員がお手伝いをする場面が多くあります。

ただ、お客様の人数に対して私たち客室乗務員の人数は圧倒的に足りないためタイミングよくお手伝いに伺えない時もあります。

その時も、3m先に困っているお客様が見えたのでサポートに行こうとお客様の間をぬって移動していた時でした。

A「よかったらお手伝いしましょうか?」

お手荷物を持ったままのお客様に声をかけてくださるのはそこをただ通り過ぎただけのお客様です。

困っているお客様/お客様の間をぬって移動する私の様子を見て声をかけてくださったのだと思いますが、「困っている人を助ける」をスマートに実践している姿を見て、どんな小さなことでも私にできる事が日常生活の中にもっとあるのかもしれない!と気づかせてくれました。

 

 

他にも「なるほど」「こんな行動は真似したいな」と思わせてくださるお客様はいらっしゃいます。
接客業をしていながらもお客さまの行動で感銘を受ける日々です。今後はサービスマンとしてのスキルアップはもちろん、これらのケースで紹介させていただいたようなお客様のように人間力も高めていきたいなと思います。

はやね
いかがでしたでしょうか。
人の行動に気付かされることって意外と多くありますよね。
情景描写が難しく上手く伝わっているか不安もありますが、これを読んでくださった人が少しでも何か感じていただけていたら嬉しいです。

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